ANIRフィルター透過率試験(13)

(2008/8/25 :利川、本原)

  • Brγ(1993年)
    田中さんのストックにあったもの。?マークがついているが…

    ホルダーの下側から
    0.5mm シムリング
    0.5mm シムリング
    フィルタ(青い面が下)
    0.2mm シムリング
    0.2mm シムリング
    0.2mm シムリング
    0.2mm シムリング
    0.2mm シムリング
    カプトンテープを巻いた0.2mm シムリング
    0.1mm シムリング
    0.1mm シムリング
    の順で格納された。

    • (1)全波長帯の透過率
      0.6 - 3.0umでの透過率。黒実線が 77K, 赤破線が 常温 である。

    • (2)バンドパス性能
      • 温度による波長シフトが5nmくらいある
      • ピーク透過率は70%超と悪くない
      • が、一番の問題はバンドパスがBrγに全然あっていないこと!!
        これでは使えん。
      (下) バンドパス性能。黒線が77K、赤線が常温。破線は、デフォルトの位置から フィルターを数ミリずらしたときの値。赤線がBrγの波長
      (上) 破線:5600mでの大気の透過率と、実線:そこでこのフィルタを用いた場合のeffectiveなバンドパス特性。