冷却時に、行の途中からレベルが変わってしまって
ちゃんとした画像がとれないという問題が再発生した。
取得された画像は以下のようなもの。
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縞々が出たresetフレーム。光ははいっていない |
縞々が出たCDSフレーム。こちらもダーク。 |
強い光をいれたとき。 |
これから見て取れるのは
- 行の始めは必ず同じレベルで始まる
- 途中でレベルが大きく飛ぶ(数千〜1万ADU)。どこで飛ぶかはランダム。
- レベルのトビは完全に不連続。(1ピクセルで変化する)
- 読み出しの速度を変えても縞々が出る確率は変わらない。
- ピクセルクロックは正常に動いている
- 溜った電荷も読み出せている(光をいれたときに見えるパターンから)
また、以下にデュワーからの出力波形を示す。
これを見ると,出力波形の時点で既にトビがあるのがわかる。
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黄色が出力信号。おおよそ4msecで一行(1024pix)が完了する。
各行の途中で大幅に(~150mV)レベルが飛んでいるのが良くわかる。 |
昇温して、常温でどうなるかをチェックする。
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