ここでできた、radiopt.tの各行は、
天体ID(0〜2) SCN番号 Az El PA dAz dEl 天体名
の8カラムからなっている。
gnuplotなどを用いて第6 vs. 7カラムのプロットを行って
dAz,dElの変動を見ることなどができる。
異常なものがあれば行頭に#記号をつけることでコメントアウトできる。
コマンドopthoseiAにより、電波関連ポインティング補正値を求める。
電波ポインティング観測時に使用した光学的器差パラメータA1,A2,A3,B1,B2,B3が、
最新の光学ポインティング測定の結果を未だ反映しておらず、
今後の観測時に使用するパラメータと異なる場合には、
A1,A2,A3,B1,B2,B3の差分を与える必要がある。
それには、光学ポインティングの整約結果のファイル名(kisadiff.????????.pfit)を
指定する。差分がすべて0の場合にはファイル名としてzeroを指定してもよい。
ここでは、kisadiff.pfitとして例を示す。
% cat radiopt.t | opthoseiA kisadiff.pfit > radiopt.hoseigo
ただし、最終観測時の光学的器差パラメータに既に補正してから
電波ポインティング測定をしている場合は、
kisadiff.pfitの代わりにzeroを指定すればよい。
上記ファイルより、CDEパラメータを求める。
結果は標準出力に表示されるので、
リダイレクトでファイルfitCDE.txtに保存する。
% fitCDFalpdel radiopt.hoseigo noweight > fitCDE.txt
sct:UltraASTROS/dev/kisa.datのC,D,Eパラメータに得られた値を加える。
手計算で行うのが、素直である。