冷凍機保守時の受信機周り準備

導波管周り取り外し

一般的注意

静電気
静電気が溜りにくい服装に留意
ターミネーター(終端)とその対象とは、 接触直前までに片手で同時に持つ。
被終端対象の芯線とシールドとは、 取り付け直前に、一旦、 終端の外被などの金属で接触して電位差を無くす。
終端が必要なところは、外したら直ちに終端すること。
導波管
抜き差しする際に、抵抗がある場合は管が 斜めになっている可能性が大きいので無理に力をかけない

具体的取り外し手順

  1. PLLのアッテネータを一杯に絞る(絞ってあることを確認する)。
  2. ミキサーバイアスをprotect(off)にする(なっていることを 確認する)。
  3. SSBフィルターへの乾燥空気送気管を抜く
    水道ホースと掃除機パーツによるものなので単に抜けば良い。 根本側はフランジ固定金具を使っているのでネジを緩めてはずす。
  4. 受信機室内空気対流用送風ファンを、電源を抜いて止める
    ファンのブレードによる怪我防止のため。
  5. PLLボードの取り外し
    PLLのアッテネータを絞ってあることを最初に確認する。
  6. ミキサーバイアス電源の取り外し
    ミキサーバイアスが「protect(off)」になっていることを最初に確認する。
  7. 受信機信号ポート接続の取り外し
  8. SSBフィルターエンコーダ測定器の取り外し

    上図中で指定した長さをノギスで測定して記録する。
    測定日 測定値
    1998/11/5 15.69mm
    2001/4/4 ??.??mm

受信機位置記録

図示した位置の長さをノギスで測定しておく。
測定日 a[mm]
1998/11/5