土居 守のページ

科学研究費等

基盤研究S「世界最高地点の望遠鏡で解き明かす中性子星合体の元素合成」

世界最高地点に建設する口径6.5-mTAO望遠鏡を 用いて中性子星合体後の元素合成研究を系統的に行う。本研究計画によって近赤外線撮像分光装置 SWIMSの感度を約3倍高くし、様々な質量の中性子星合体現象の時間進化を含めた0.92.5μmの スペクトル10例以上を取得、ランタンやセリウムなどの特徴に注目しながら理論モデルとの詳細 比較を行い、合成される元素を特定することにより鉄よりも重い元素の起源を解明する。
2023-2027年度・代表者]

過去の科学研究費等

基盤研究S「爆発直後からの観測によるIa型超新星の起源解明」

木曽観測所1.05mシュミット望遠鏡に搭載したCMOS広視野カメラ トモエゴゼンで発見した近傍の明るいIa型超新星を、 京都大学の口径3.8mせいめい望遠鏡などで早期から追加観測、その起源の謎に迫る計画です。 同時に口径6.5-mTAO望遠鏡に近赤外線分光器NICEを移設、Ia型超新星のスペクトルテンプレートを作成、Ia型超新星を静止系近赤外線波長域での高精度標準光源とすることをめざします。
2018-2022年度・代表者]

〇新学術領域公募研究「Ia型超新星の早期多色測光による親星の研究」

すばる望遠鏡Hyper Suprime-CamなどによってIa型超新星を爆発直後に発見、多色観測や分光観測を様々な望遠鏡を用いて追加観測、親星の正体や爆発のしくみに制限を加えます。
2018-2019年度・代表者]

〇基盤研究S「高速掃天観測による連星中性子星合体現象の研究」

aLIGO, VIRGO, KAGRAなどの重力波望遠鏡で発見された重力波源を、木曽観測所1.05mシュミット望遠鏡に搭載したCMOS広視野カメラTomo-eなどで光赤外線により追加観測を迅速に行い、理論モデルと比べて爆発モデルに制限を加えます。
2016-2020年度・分担者(代表者 東京大学 茂山俊和)]

 


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